マーケ分析データ 最終レポート

東京 夜空と光の夏祭り2026〜ほしひか〜(国営昭和記念公園 / 立川)

分析期間:2026/7/10〜8/24(本番:8/8〜8/16)/GA4・Search Console・QRコード計測・Hulaブース売上の4ソースを統合。

522,514
7/10〜8/24合計・専属確定
362,873
日別合計(同一ユーザーの再訪含む)
主站(redcliff-inc.co.jp)表示回数
228,916
同期間・比較参考
特設ページ単体の直帰率
53.8%
アクティブユーザー 290,656名(メインページのみ)
GSC合計クリック数
10,356
hoshihika-fes系3ページ合算
GSC合計表示回数
216,133
hoshihika-fes系3ページ合算

上記の表示回数・延べユーザー数はhoshihika-fes特設サイト(hoshihika-fes.redcliff-inc.co.jp)に限定した、他施策を含まない確定値。参考として、同期間の主站(redcliff-inc.co.jp本体)の表示回数(228,916)と比べると、hoshihika-fes特設サイト単体で主站本体を上回る閲覧数を記録している。なお「延べユーザー数」は日別実績の単純合計のため、複数日にまたがる再訪ユーザーは重複カウントされる(期間内ユニーク数とは異なる)。

GSCの「対象3ページ」は以下の3つ(詳細は下記表を参照):
redcliff-inc.co.jp/pressrelease/hoshihika-fes/(メインページ)
redcliff-inc.co.jp/pressrelease/hoshihika-fesdetail/
redcliff-inc.co.jp/pressrelease/hoshihika-fesinfo/

最も反応の大きかった施策

8/7 立川市LINE配信・プレスリリース第三弾 → 8/8 本番初日
GSCクリック数が271→919→2,078と2日で約7.7倍に急増。期間中最大の反応。8/8は新聞広告掲載日とも重なるが、急増の主因は本番開幕そのものと見られる(新聞広告単体の反応はQRスキャン60件にとどまり、総括では別途「効果薄い」と評価)。
showakinen-koen.jp(昭和記念公園公式サイト)からの送客
セッション149,322件。単独チャネルとして極めて大きい送客源。
Instagram広告(ig/paid)
セッション284,448件で全チャネル中トップ。有料施策の主力。
オフライン施策(チラシ・広報誌・新聞広告・QR)合計
UTM計測分約8,600セッション。デジタル施策を下支え。
特設サイト(hoshihika-fes.redcliff-inc.co.jp ↗)が主站本体を上回る
同期間の表示回数:hoshihika-fes 522,514 vs 主站 228,916。イベント単体で会社サイト本体以上の閲覧を集めた。
YouTube広告「VRC_星空と光の夏祭り」費用は毎日ほぼ一定(平均¥3,787/日)
7/25〜8/15の22日間、日別消費額は¥3,762〜¥3,805の範囲でほぼ横ばい(Zenken社による運用、合計¥83,325)。検索(SEO/GSC)とは無関係のYouTube動画広告費。本番期間中も金額に変化はなく固定の日予算運用とみられるが、この施策単体の効果を正確に切り分けて測定するのが難しい点に留意。

総括:チャネル別の手応え

今後の施策の参考用

金額の大小ではなく「何が実際に人を動かしたか」を軸に、今後の予算配分の参考として以下にまとめる。

施策内容実測された反応評価今後への示唆
Instagram
広告+運用代行+追加投資(Zenken社運用)
IG広告・追加IG広告(8/8〜)・Meta広告・SNS運用代行全チャネル中トップ:セッション284,448件+35,306件+11,376件効果大予算の中心に置くべき最重要チャネル。本番直前の追加投資判断も効果があったとみられる。
昭和記念公園
公式サイト連携
費用なし(提携による掲載)セッション149,322件——単独チャネルとして2番目の規模効果大今回の予算表に項目は無いが、実質的に貢献度が最も高い施策の一つ。公式サイト・自治体との連携は今後も重点的に確保すべき。
ポスティング
チラシ10万部
¥900,000QRスキャン最多(チラシ1・FMDpoJ:1,349件・全体の51%)。関連セッション6,070件(チラシ1+チラシ2の合計、kino cinemaサンプリング分と混在の可能性あり)効果ありオフライン施策で最も反応が良い。次回も継続推奨。
デジタルサイネージ
ISETAN/アレア/曙/コモンズ立川
4拠点合計¥520,000QR経由セッション7,264件効果あり複数拠点に分散したビジョン広告は着実にQR誘導に貢献。
X広告
Zenken社運用
予算¥100,000/実績¥73,470広告管理画面で確認:インプレッション770,059、リンクのクリック2,163件効果あり実際に効果が出ている施策。次回も継続推奨。
アソビュー/ぴあ
関係者割引
手数料型オンラインチケットQR合計296件効果あり数は少ないが属性が非常にクリーン。関係者向け導線として継続価値あり。
新聞広告
多摩地域紙・8/8朝刊
¥310,000QRスキャン60件のみ(既存の「産経新聞」ラベルQRを再利用のため計測が混在)効果薄い絶対数が少ない。次回は掲載紙ごとに専用QRを分けるべき。
YouTube広告
Zenken社運用
予算¥100,000/実績¥83,325(「VRC_星空と光の夏祭り」、7/25〜8/15)独立した効果を裏付けるデータなし(検索とは別軸のためGSC/SEOには寄与しない)効果未検証専用URL/QRでの計測タグ付けが必要。次回はこれを設定して可視化すべき。
kino cinema
サンプリング配布
¥45,000(1,500枚)既存のチラシ用QRを再利用のため、単独の反応はチラシ全体の数値と分離不可効果未検証同上。専用QRの発行で独立計測を。
いいね!立川
WEB掲載
¥80,000GA4リファラルで7セッションのみ(新規ユーザー4名、エンゲージメント率14.29%——平均より約70%低い)効果薄い予算に対して実質的な送客はごく僅か。掲載内容・導線の見直し、または継続可否の再検討が必要。
alamaさん
素材撮影
¥200,000(直接の集客効果は測定対象外)資産投資集客とは別に、今後のクリエイティブ制作の元となる投資として評価すべき。

※「評価」は投下コストの大小ではなく、実測データ上に反応が確認できたかどうかを基準にしている。予算額は参考情報として記入。

日別推移(GA × Google検索)

2026/7/10〜8/24・全46日/点線枠=主要施策の実施日
hoshihika-fesストリーム 表示回数(日別・専属確定)
Google検索クリック数(hoshihika-fes関連3ページ合算)
YouTube広告「VRC_星空と光の夏祭り」消費金額(日別・検索とは無関係) 計測期間:7/25〜8/15のみ
7/107/248/88/24

流入チャネル(セッション起点・上位14)

全站・オレンジ=オフライン/自社施策タグ
オフライン施策(UTM計測分・全項目)
参照元 / メディア対応する施策セッション数

検索キーワード クラスタ

表記ゆれを人力集約した概算値(GSC・hoshihika-fes関連ページ限定)
立川 × ドローンショー系
1,949 click
表示 約11,200
精度:高
昭和記念公園系(花火・ドローン等含む)
約1,530 click
表示 約38,000
精度:概算
夜空と光の夏祭り系(正式名称と推定)
約430 click
表示 約20,800
精度:概算
スパイダーマン関連(新規発見)
約280 click
表示 約3,700
精度:高
ランタン/星降るランタン(新規発見)
約480 click
表示 約5,400
精度:概算

※スパイダーマン・ランタンは前回レポート未集計。イベント内の個別コンテンツとして検索需要が独立して発生している可能性あり。

都市別アクセス(GA・上位15)

立川市自体は9位——首都圏全域からの集客を示す
#都市アクティブユーザー数

QRコードスキャン分析

全8本・総スキャン数 2,637(集計基準日 2026/8/31)/各施策の開始日は日別推移の施策タイムラインと照合可能
総スキャン数
2,637
全8チャネル合算
QRコード数
8
オフライン5・オンライン3
最多スキャン施策
51.2%
ポスティング(チラシ1|FMDpoJ)
実物配布施策の合計
85.7%
チラシ・ポスター・広報誌(フェーズ1)
フェーズ1 先行実物施策(QR作成:7/6〜7/9)
フェーズ2 新聞広告(QR作成:7/22)
フェーズ3 関係者販売・ノベルティ(QR作成:7/28〜7/29)
フェーズ1|先行実物施策
85.7%
2,261スキャン/広報誌・チラシ×2・ポスター
キャンペーン初期の実物配布が大半を牽引
フェーズ2|新聞広告
2.3%
60スキャン/多摩地域紙(8/8朝刊)
単体施策としては小規模
フェーズ3|関係者販売・ノベルティ
12.0%
316スキャン/アソビュー・Pia・ステッカー
対象を絞った配布で高いJP・iPhone比率

※上記フェーズの日付は各QRコードの作成日であり、実際に配布・掲載された日ではない(例:新聞広告のQRは7/22作成だが、実際の掲載は8/8)。実際の施策実施日は日別推移の施策タイムラインを参照。
※新聞広告のQR(IjEbcx)は、当初「産経新聞」向けに作成したものを、実際には8/8に多摩地域紙へ掲載した広告でも使い回している。そのため60件のスキャンはどちらの紙面経由か区別できず、新聞広告全体としての参考値にとどまる。
※kino cinemaでのサンプリング配布(1,500枚、7/30〜)も新規QRを発行せず、既存のチラシ用QR(フェーズ1・FMDpoJ/8x9R60のいずれか)を再利用している。そのため上記チラシのスキャン数にはkino cinema分も混在しており、サンプリング単体の反応は切り分けられない。

OS分布(全チャネル合算)
iPhone 約62.5%(約1,647件)
Android 約34.6%(約913件)
その他 約2.9%(約77件)

チケット販売系・ポスターはiPhone比率が特に高い(72〜80%)。新聞広告・立川市広報誌はAndroidが優勢。

国別分布
  • 日本約98.4%
  • アメリカ約36件
  • その他(シンガポール・フランス・ベトナム 等)少数

ポスター(k6mSvT)は海外スキャンの国数が最も多様。ただしポスター自体はオフライン掲示のため、来日中の外国人観光客が母国キャリアのローミング経由でスキャンした(滞在国ではなく契約国側の国判定になるケースがある)、またはSNS等で写真が共有されリンクプレビューボットが反応した可能性などが考えられ、いずれか特定はできない。件数自体もごく少数。

施策ターゲット表示実際の主要エリア一致補足
チラシ1号(FMDpoJ)ポスティング(全域)日野・八王子・昭島想定通り郊外配布エリアに強く集中。最多スキャン施策の実体はここ。
立川チラシ2号(8x9R60)立川メイン配布東京・港区・千代田要確認「立川」と銘打つが、立川自体は5位。都心部からの反応が最多。
立川市広報誌(m2AXfQ)立川市内配布立川(1位・13%)+都心部概ね一致立川が1位だが、都心部からのスキャンも一定数混在。
チケット系・ポスター港区・東京・千代田想定通り都心部の関係者・購買層に集中。

全チャネル横断では「東京都心部」が約29%、「多摩西部(日野・八王子・昭島・立川)」が約20.6%を占め、この二極が主要な反応エリア。

01

実物配布(チラシ・ポスター・行政広報誌)が全スキャンの85%以上を占め、圧倒的に主要な流入経路。特にチラシ1号(FMDpoJ)単体で全体の半分以上(51.2%)を牽引。

02

オンラインチケット販売リンクはスキャン数こそ少ないが、日本国内比率100%近く・iPhone比率70%超とユーザー属性が非常に均質

03

新聞広告と行政広報誌はAndroid比率が高く、他の施策と異なるユーザー層にリーチしている可能性。

04

ノベルティステッカーはスキャン数が20件と最少で、認知・想起施策としての直接効果は限定的と見られる。

05

地理的には「東京都心部」と「多摩西部」の二極構造が全チャネル共通で見られる。

Hula射撃体験ブース売上

ブース概要(背景)

内容:Hula射撃体験(Hulaドローンを使った射撃体験、1回500円)。
規格:2間×3間(約6m×3m)のブースを2張、並列で設置。
運営体制:1日あたりアルバイト2〜3名+自社スタッフ3名で対応。今回は悪天候により体験者数が想定より少なかったため、この体制で十分に対応できていた。

⚠ この数値は施策の成果指標として扱えません(理由は以下)
  • 営業時間が計画通りに実施できていない:本来17:00〜21:00(ドローンショー・ランタン放飞の時間 計約1時間を除く)の予定だったが、天候により日ごとに稼働時間が大きく変動。フル稼働できた日はほぼ無い。
  • 電波状況が悪く、PayPay決済トラブルが多発。決済できずに離脱した来場者数は未計測——実際の体験希望者数はこの数字より多い可能性が高い。
  • 同じ理由でSNSフォロー用QRコードの読み取りができず、リード獲得はほぼゼロ。
  • 全体の約44%(53人/121人)が立て替え決済。会計を効率化するため意図的にまとめて決済する運用だったが、スタッフ側の端末も電波不良で決済待ちが発生したり、決済途中でキャンセルが入ったりするケースがあった。人数が多いタイミングでは、オンライン決済(PayPay)と現金決済のどちらで支払われたかの区別が混同しやすく、特に現金はお釣りのやり取りが加わる分ミスが起きやすかった。なお、体験人数121人という総数自体の集計は正しい。
総体験人数
121
開催9日間中、稼働記録があるのは5日のみ
売上
¥60,500
1回500円 × 121人
立て替え決済比率
43.8%
53人/121人・決済方法の内訳に注意(総数は正確)
日付天候・開催状況体験人数うち立て替え備考
8/8(土)☁ 開催日1人設置場所の調整前で、照明もまだ設置されていなかった。
8/9(日)⚡ 途中中止2人落雷のため早期中止。
8/10(月)☁ 開催日35人15人ブースの案内(アナウンス)がされていなかった。
8/12(水)☔️ 途中中止記録なし悪天候のため、この日はブース自体の稼働記録なし。
8/15(土)☁ 開催日50人22人ブースの案内(アナウンス)がされていた。
8/16(日)☔️ 開催日(荒天貫徹)33人16人一時的な降雨があり、機材保護のためブースを改装。その影響で約1時間ほど中断があった。

天候区分は別ダッシュボード(開催状況アンケート集計)より参照。「①予定通り開催 n=166/②荒天でも開催貫徹 n=35/③途中中止 n=16」というグループ分けと合わせて見ると、体験人数の増減は天候による稼働時間の変動だけでなく、当日ブースの案内(アナウンス)有無にも大きく左右されている(8/10は未アナウンス、8/15はアナウンス済み)。単純な来場者数・関心度の指標としては扱いにくい。

今後に向けた改善提案

📡 現地にStarlink等の独立回線を設置
PayPay決済・SNS QR読み取りの両方が電波不良で機能しなかったため、キャリア回線に依存しない独立した通信環境を用意する。
💴 現金決済にも対応
通信障害時の代替手段として現金決済を用意しておくことで、機会損失と代理決済によるカウント誤差の両方を減らせる。
⛺ テントの位置調整で雨よけの庇を作る
天候不良時は、ブースのテント(幕)の位置を調整して一部を張り出させることで、雨除けの庇(ひさし)として活用できる。悪天候でも中断せずに稼働時間を確保しやすくなる。